DPF:リビルト品(再生品)に要注意!2

以前にリビルト品(再生品)を粗悪品フィルターに変えている業者が多数ある事を書きましたが、
今回は・・・

そのフィルターをメーカー純正品と比較してみたいと思います。

まずはメーカー純正品から・・・

TOYOTA コースター メーカー純正DPFフィルター(新品)

続いて某リビルトメーカーが出しているコースター用DPFフィルター

某リビルトメーカーが出しているDPFフィルター(使用品)

まず初見ですぐわかる事ですが、

・純正フィルターに書いてあるロットNoがない

・フィルター自体の色が違う(粗悪フィルターは白い)

この2点が初見ですぐわかると思います。
さらに細かく見ていきましょう。


穴の数

穴の数とはフィルター表面の四角い穴の事です。
中心部のライン1本(1色)で10個分です
(本来はセル数で表すのですが、わかりやすく穴の数にしています)

純正フィルター四角い穴の数を示した図
粗悪品フィルターの四角い穴数を示した図

お判りでしょうか?
純正フィルターが縦に6本並ぶのに対して粗悪品フィルターは縦に5本です。
つまり純正フィルターの縦の穴の数は60個程(正確には59個)
粗悪品フィルターの縦の穴の数は50個程(正確には49個)です。
もちろんDPF自体のサイズ・フィルター自体のサイズは全く同じです。
ではどういう事か・・・

セルの大きさが全く違います。

下図を見て頂ければ、セルの大きさの違いと作りが一目でわかると思います。

純正フィルターのアップ画像
粗悪品フィルターのアップ画像

一目瞭然だと思いますがこれほど違います。

純正フィルターは流石高価な日本製という感じですね。
均一に配された小さな四角、見事です。
対して粗悪品フィルターですが、
見るからに粗悪品という感じが満載です。
均一どころか平行にも並ばず、形もバラバラ、
表面にはスカスカになっていると思われる部分も見えます。

ご覧になった通り見た目だけでもこれほどの違いがあります。
そして肝心の性能ですが・・・
まずこのサイズのセルと作りでは現段階でのポスト新長期規制(ユーロⅤ相当)・
新長期規制(ユーロⅣ相当)等はクリア出来ません。
現在の主流DPFフィルターは300cpsi(1平方インチあたり300セル)が主流ですが、これは200cpsi以下です。

  性能テストはあえてやりません。
  一つはテストするまでもない物という事
  もう一つは適法かどうかの判断基準によるものです。
  DPFが適法な物かの法的基準はエンジンとDPFの組み合わせでのベンチテストもしくは、
  実車に取り付けての性能テストの結果で判断します。
  つまり性能はどうであれテストをしてなければ全て不適合品なのです。
  その不適合品の性能を出してもあまり意味はない為やりません。

そして肝心の適法の物なのかどうかという話ですが、

現状で取り締まる法律がない為完全に違法と言えないにせよ、
間違いなく詐欺行為であると言えると思います。

お客様の所有車両の詰まったDPFを勝手に粗悪不適合品に変えられているのですから。

言うなればお客様のブランド品バックのボタンが壊れたとして、
「ボタンを新品に変えたものがあるのでバックごとお取替えします」といって、
模造品(偽物)を送られたようなものです。

その旨を告げられていたにも関わらず取り替えたのであれば完全にお客様の自己責任です。
しかし大多数のお客様がこう言った目に“知らずに”あわされているのです。

そしてもう一つ

この行為の一番ひどい部分はこのレベルのフィルターなら
海外製で数千円~1万円くらいでで手に入るということです。
(適法のフィルターは単体で何十万円もします)

社外リビルト品DPFに一度でも替えられた事がある方も多数いらっしゃると思います。
その時にメーカーリビルト品とほぼ変わらないような金額を払われていると思います。
(純正フィルターの洗浄リビルト品は除く)
このレベルのフィルターの入れ替え、外周の補修・塗装なら、
本来なら7~8万円でも十分に利益が出るレベルの物です。
それをメーカーリビルトと同等品で安く買える等の謳い文句で、
30万円や35万円で販売しているのです。

「中のフィルターが新品に交換されているなら安心」と思われて購入されているのでしょうが、
その「中のフィルター」が模造品にすり替わっているわけです。

もちろん全てのリビルトメーカーが同様の事をしているというわけでは無いと思います。
というか思いたいです。
不適合品という事でリビルトメーカーも返品・保障という事態になっている事と思います。

不適合品を掴まされる前に適法品かどうかしっかり確認をしましょう。
またお近くの整備工場で判断できないのであれば、是非お問い合わせください。

DPF:リビルト品(再生品)に要注意!2」への25件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です